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リタッチとはどのような施術?美容室で気軽に受けられるケア方法とは

2023.5.26

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「せっかく染めたばかりなのに、もう生え際が目立つ」
「何度も染めると頭皮も傷んでしまうけど、どうしよう」

このような髪色の悩みを抱えていませんか。

そこで、この記事では美容室の人気メニューの1つ「リタッチ」に注目します。施術内容を詳しく解説しますので、ぜひお読みください。

リタッチとは一体どのような施術?

老若男女問わず多くの方が髪本来の色から、ヘアカラーやマニュキュアを使って髪色チェンジに挑戦していますよね。特に中年期以降は白髪が増えるため、白髪染めを楽しむ方も増加します。

しかし、せっかく新しい色へと髪色を変えても、すぐに髪が伸びてしまうと根元と根元以外では、髪色が大きく異なってしまうことがあります。

特にブリーチを使った金色やピンク色など、黒髪から遠くかけ離れている髪色の場合、髪本来の黒色部分が目立ち始めると、「お手入れ不足」の印象につながってしまうことがあります。

しかし、何度も髪全体を染めると、カラー剤の影響により頭皮や毛先が傷んでしまいます。そこで、美容室では「リタッチ」を行っています。

リタッチとは、伸びてきた部分を既存の髪色に合わせるように染める技術を指します。この方法なら、お手入れ不足感もなくせますし、毛先を何度もブリーチし、ダメージを与えずに済みます。

美容室におけるリタッチのメリット

美容室のカラーメニューは頭部全体を染めるイメージが強いですよね。しかし、お客さまの髪を美しく保つために、リタッチについても喜んで施術しています。

伸びてきてしまったお客さまの髪に合わせて丁寧に染めるため、前に染めた美容室・美容師と同じ方を指名することがおすすめです。もちろん、別の美容室でも可能ですが、色のニュアンスが絶妙に異なってしまう可能性があります。

色ムラを避けるためにも、色の指定を誤らないように注意しましょう。美容室では繊細なテクニックを使ってリタッチしており、違和感のない仕上がりが可能です。

リタッチのメリットは部分染めによる髪負担の軽減以外にも挙げられます。美容室で行うヘアカラーの中でも短時間で施術ができるので、ちょっとした髪のメンテナンス間隔で施術が受けられる点もメリットです。

お手入れ感が出るため、おしゃれに気を使っている方や白髪が気になる方にもおすすめです。また、リタッチなら費用も安くなります。通常のヘアカラーは、髪全体を染めるために使用する薬剤の量が多く、リタッチに比べて料金が高くなる傾向があります。

しかし、リタッチは根元部分のみに薬剤を使用するため、料金が抑えられることが多いのです。メイクのお直し間隔で受けられるので、大きなメリットがありますよ。

美容室におけるリタッチのデメリット

メリットの多い美容室のリタッチですが、デメリットは「費用がかかること」です。ヘアカラーに自信がある方なら、ご自身で施術を行えばカラー代金のみで施術ができます。

伸びた部分だけをケアすることは大変ですが、協力者がいる場合は色ムラも起きにくいでしょう。美容室に行くよりも安くリタッチしたい場合には、思いきって自身で挑戦することもおすすめです。

リタッチとは髪に負担をかけにくい施術ですが、もしもリタッチを何度送り返すなら、頭皮ケアをきちんと行う必要があります。美容室にもよりますが、カラーをする際にお客さまの頭部や悩みをくみ取ってくれるような施術が好ましいでしょう。

ときにはリタッチをせずに、一度髪をお休みさせて全体を染め直すこともおすすめです。また、繰り返すことによって毛先と根元では同じカラーを使っても色ムラになる可能性があります。

リタッチカラーのベストタイミングはいつ?

リタッチとは、メリット・デメリットがある施術です。決断するためには、参考となる「目安」はあるでしょうか。この記事ではリタッチのベストタイミングを考察します。

1.カラー後、1~2ヶ月程度

ヘアカラーや白髪染めを実施したら、約1~2ヶ月後にリタッチすることがおすすめです。髪が伸びるスピードは個人差がありますが、根元が目立つようになるのは約1~2ヶ月程度がベストタイミングと言われています。鏡を見たらやや根元が目立ってきたかも…という時点でリタッチの実施がおすすめです。

2.2ヶ月以上経過したらどうするべき?

頭皮をしっかり守るためには、もう少し期間を開けてリタッチしたいと考える人もいるでしょう。では、2ヶ月以上経過した場合にはどうすれば良いでしょうか。

カラーは2ヶ月以上経過すると、染めた当初から「退色」することはご存じでしょうか。退色とは色が変わってしまう現象で、お手入れ不足の印象になります。

2ヶ月以上経過してしまうと、リタッチした部分と先に染めた部分が同じ印象に仕上がらないのです。そのため、2ヶ月以上経過している場合には、リタッチにより違和感は発生しないか美容室側に相談したうえで決めるようにしましょう。

ホームケアの一環でリタッチする場合には、色ムラが起きやすいため注意が必要です。

3.リタッチとはどのような長さでできる施術?

期間の目安は解説しましたが、長さの目安とはどの程度なのでしょうか。美容師によって対応の仕方には違いがあります。リタッチとは、根元の長さは約2~3センチ程度で可能です。この長さよりも伸びている場合には、フルカラーをご検討されることがおすすめです。

リタッチの負担を減らしたい!そのようなときはどうするべき?

リタッチとは白髪染めの方などが頻繁に根元部分へ行うことが多いですが、少しでも頭皮負担などを減らす場合は、リタッチをしなくても根元の変化がわかりにくいヘアスタイルもおすすめです。

ふんわりとしたパーマスタイルは根元が生えてきてもわかりにくく、頭皮へのダメージも減らせます。また、ハイライトを使った施術もキュートな印象に仕上がり、メンテナンス頻度を下げる効果もあります。

グラデーションカラーもお手入れ頻度を減らせ、素敵なヘアスタイルになりますよ。リタッチやフルカラーの頻度は、別の施術方法を導入することにより、負担感を大幅に削減できます。

おしゃれなヘアスタイルを維持していくためにも、お悩みは美容師に話をし、前向きに工夫を重ねていきましょうね。リタッチとは、あくまでも部分染めであり、そのほかの施術方法と比較できます。

まとめ

この記事では美容室の人気メニューの1つ、リタッチとはどのような施術なのか、メリット・デメリットにも触れながら詳しく解説を行いました。

リタッチは根元の髪をカバーする素敵な施術ですが、もしも繰り返しの施術でダメージが気になる場合には、別の対処法でカバーする方法も考えられます。ヘアスタイルやカラーに関するお悩みは、お気軽に美容室へご相談ください。

 

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