ー美容室で使用されるドライヤーの特性と家庭用との違いー
2024.5.17
美容室では特殊なドライヤーを使用してヘアケアが行われています。
美容室仕様のドライヤーを自宅で使うことで、サロンと同様の高品質な仕上がりになります。
ただし、実際にどのようなドライヤーが使用されているのか、具体的なイメージが湧かない方がいるかもしれません。
この記事では、美容室で利用されるドライヤーの特徴を詳しく解説していきます。
美容室用ドライヤーの特徴
美容室用ドライヤー、別名業務用ドライヤーは、家庭用と比べていくつか異なる点があります。
・速乾性
・ヘアケア機能
・用途の多様性
・耐久性
速乾性
美容室用のドライヤーは、その速乾性に優れています。
特に長髪の方が使用すると、速乾性の高さが実感できるでしょう。
通常のドライヤーよりも格段に速く髪を乾かすことができるため、忙しい朝にも迅速にスタイリングを完了させて出かけられます。
ヘアケア機能
美容室用ドライヤーは、ヘアケア機能も格段に向上しています。
髪を美しく整える機能はもちろん、温度調節や温冷風の切り替えが可能です。
また、マイナスイオンや遠赤外線技術を用いることで、髪のパサつきや静電気を抑え、滑らかでまとまりのある髪質を実現します。
高機能な美容室用ドライヤーでは、スカルプケアやスキンケア機能を有しているものもあり、頭皮の健康を促進し、保湿効果も得られます。
用途
用途に関して、家庭用ドライヤーは個人が自分の髪への使用が目的です。
美容室用ドライヤーは美容師がお客さまの髪に使用するために設計されています。
そのため、操作性が家庭用ドライヤーとは異なり、プロの使用に適しています。
耐久性
美容室用ドライヤーは日々長時間の使用が想定されて設計されているため、非常に高い耐久性があります。
特に、頻繁に発生する可能性のある電源コードの断線や内部機械の故障が少なく、長期間にわたる使用に耐えるようになっています。
長期間の使用を考慮した場合、美容室用ドライヤーは家庭用ドライヤーよりも耐久性に優れているといえるでしょう。
美容室用ドライヤーの使用には注意が必要
美容室用ドライヤーは非常に高性能ですが、個人での使用にはあまり適していません。
使用を躊躇する理由は以下のとおりです。
・重量がある
・消費電力が大きい
・価格が高い
・入手が困難
重量がある
最初に挙げられるのは重さです。
美容室用ドライヤーは、強い風を生成するために高出力の内部機構を搭載していまるため、重さが増しています。
通常の家庭用ドライヤーに比べて20%以上重いものも珍しくありません。
これは、プロがお客さまの髪を扱うために設計されているため、自分自身の髪を乾かす際には使い勝手が悪くなる可能性があります。
消費電力が大きい
消費電力についても大きな差があります。
家庭用ドライヤーが一般に800W程度なのに対し、美容室用は約1,600Wとほぼ倍です。
使用時間が同じでも電気代が高くなることがあります。
速乾性に優れるため電気代の差が感じにくい場合もありますが、長時間の使用は家計に影響するでしょう。
高額
プロ用の製品は一般的に高価です。
美容室用ドライヤーも例外ではなく、家庭用ドライヤーと比較して明らかに価格が高く設定されています。
家庭用の高価なドライヤーでも約2万円ですが、美容室用の場合、これが価格の下限です。
一部の製品では10万円を超えるものも少なくありません。
コストを考えると簡単には手が出せないでしょう。
入手困難
美容室用ドライヤーはプロフェッショナルな使用を前提としているため、特定の専門業者を通じてしか販売されていないことがほとんどです。
一般的な家電量販店やオンラインショップでは見つかりにくいのが現状です。
親しい美容師を通じて仕入れる方法もありますが、一般の消費者が購入するのは難しいでしょう。
たとえ、ほかの障害がなくても、購入の最終段階で入手できないという壁にぶつかることがあります。
美容室用ドライヤーに匹敵する家庭用ドライヤーの選び方
業務用の美容室用ドライヤーは、家庭での使用には向かないことも多いです。
しかし、同等の性能を持つ家庭用ドライヤーを選ぶ際のポイントを以下に挙げます。
・速乾性
・ヘアケア機能
・風量調整機能
・デメリットが少ないモデル
速乾性
美容室で使われるドライヤーと同様に、家庭用でも速乾性が高いモデルを選ぶとよいでしょう。
速乾性の高いドライヤーは髪や頭皮への負担を軽減し、時間の節約にもつながります。
ヘアケア機能の有無
遠赤外線やマイナスイオン機能を搭載したドライヤーは、美容室用ドライヤーの効果に近いものです。
髪の乾燥やパサつきが気になる方は、これらの機能が搭載されているモデルを選ぶとよいでしょう。
風量調整機能
美容室用ドライヤーには、精密な風量調整機能が備わっています。
使用するシーンに応じて風量を細かく変更でき、スタイリングや髪を乾かす際にも柔軟な操作が可能です。
同様の機能を持つ高機能家庭用ドライヤーでは、自動で温度を調節するモデルもあります。
デメリットが少ないモデル
美容室用ドライヤーのデメリットが少ないモデルを選ぶことも重要です。
自分で扱いやすいか、また重さが軽いかなどの点を考慮しましょう。
予算の制限がある場合には、価格が手頃であるかも確認することが必要です。
まとめ
美容室で使われるようなドライヤーを使用することによって、艶やかで健康的な髪を維持できます。
また、くせ毛の管理や特定の髪の悩みに対応するための高機能ドライヤーも多く、髪にとって多くのメリットが得られます。
本記事で紹介した特徴を参考に、美容室仕様のドライヤーの使用を検討してみてください。
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