乾燥やダメージなどで、髪が傷んでいませんか。

ツヤやハリのある美しい髪は、性別問わず多くの方が憧れています。では、美髪を実現するアイテム「ヘアオイル」とはどのようなものでしょうか。

この記事では人気のヘアミルクとの比較も行いながら、美容室がおすすめするヘアオイルについて詳しく解説します。

美容室で人気のヘアオイルとは

近年ヘアケアはもちろんのこと、ヘアセットの視点からもヘアオイルが高い評価を得ていることはご存じでしょうか。SNSなどでもPRを見かけることが多く、すでに使っているという方も多いでしょう。

では、実際に美容室で高く評価されているヘアオイルとはどのようなものでしょうか。

専売のオイル

ヘアオイルは近年人気が高くなっていることもあり、ダメージ向けや香水のような良い香りのアイテムなどが、ドラッグストアでも気軽に購入できるようになりました。ヘアドライヤーを欠かさず使っている方は、すでにヘアオイルを使用している方も多いでしょう。

美容室ではこうした手軽に購入できるヘアオイルとは異なり、美容室向けの「専売」アイテムもおすすめしています。

いわゆるサロン専売オイルとも呼ばれているもので、お客さまの髪質を知り尽くした美容師が、ベストなオイルを選択して販売しています。アルガンオイルや椿オイルなど、さまざまなアイテムが専売商品として販売されています。

「いったいどのようなヘアオイルを選んだら良いかわからない」という方は、まずは美容室でヘアオイルを見立ててもらうことがおすすめです。

高保湿のオイル

パサつきが目立つ髪は、しっかりと補修したいというのが美容室の本音です。ダメージが多い髪はまとまりにくく、せっかくのヘアセットも崩れやすくなってしまいます。そこで、美容室は高保湿のヘアオイルをおすすめしています。

市販の製品を購入する場合も、ダメージケアを謳う製品がおすすめです。特に日常的にコテやヘアアイロンを使う方は、毛先を中心にダメージが生まれやすいため注意が必要です。大切な髪をしっかりと保護するためにも、ヘアオイルは厳選して選びましょう。

ヘアオイルと比較しよう｜ヘアミルクとは？

ヘアミルクもまた、最近美容界で注目されている製品の一つです。ヘアミルクは、ヘアオイルとは異なり、クリーミーで軽い質感の液体です。

ヘアオイルより軽い質感であり、好んで使っている方も多い製品です。スタイリングしやすく、ダメージによる髪の広がりを抑えたい方にも最適です。

人気のヘアオイルとヘアミルクの違い

ヘアオイルとヘアミルクにはいくつかの違いがあります。まず、ヘアオイルは油分を使ってダメージケアやヘアセットをするものです。

一方のヘアミルクは、乳液のような素材で滑らかであり、サロン専売品や市販品も幅広く販売されています。付け心地はヘアオイルのほうが重く感じますが、髪に馴染みやすいため、浸透力は同程度でしょう。

ヘアオイルとヘアミルクは併用できる？

ヘアオイルとヘアミルクは併用していない方もいますが、違う成分の良さもあるため併用が可能です。併用する場合はヘアミルクを先に使用しましょう。オイルは優れた成分ですが、髪に油膜を張る効果があるため、ヘアミルクをあとにしてしまうと成分が浸透しにくくなってしまうため注意が必要です。

美容室がおすすめしたいヘアオイルの使い方とは

ヘアオイルの人気が高まっている今、ダメージケアのアイテムとして導入したいと考えている方は多いでしょう。では、美容室がおすすめしたいヘアオイルの使い方とは、いったいどのようなものでしょうか。

ドライヤーへのダメージ対策に

皆さんはドライヤーの前に、髪を保護するアイテムを使っていますか。洗髪後には髪を乾かすほうが、乾かさないよりも髪にはダメージが起きにくいのですが、ドライヤーは熱を使って髪を乾かすため、ノーダメージなわけではありません。

特にドライヤーを近付けすぎると、髪に深刻なダメージが起きてしまうことがあります。そこで、ドライヤーで乾かす前に、ヘアオイルを使うことがおすすめです。

髪に油分を使って保護できるため、ダメージが起きにくくなります。実際に美容室でも使うことが多いです。髪に馴染ませるだけで、保護ができるため非常におすすめです。

ツヤアップに

髪の毛先はダメージが起きやすく、切れ毛や枝毛などのダメージに悩んでいる方が多くなっています。毛先を中心にダメージが多いと、髪が広がってしまうためケアをすることがおすすめです。

どうしても毛先はうるおいが失われやすく、ツヤが減ってしまいます。毛先を意識しながらヘアオイルを使うと、成分が浸透し、髪にツヤをプラスしてくれます。スタイリングもしやすくなるでしょう。

トリートメント効果に

髪のダメージを気にしている方の多くは、トリートメントを実施しているでしょう。トリートメントは確かに効果が高いものですが、その効果をより髪の内側に浸透させるためにも、ヘアオイルをプラスすることがおすすめです。トリートメントの効果をより高めてくれます。

洗い流さないタイプのトリートメントではなく、浴室で洗い流すタイプのトリートメントとの併用がおすすめです。

ヘアオイルを使う際に知っておきたい注意点とは

美容室も積極的に使っているヘアオイルは、非常に万能で扱いやすいヘアケア製品です。しかし、ヘアオイルを使う際には知っておきたい注意点もあります。この章では、使い方の視点で注意点を解説します。

付けすぎには注意

ヘアオイルは油を使っている製品のため、数滴を手のひらに落とし、髪に浸透させるように揉みこむだけで、油膜が広がります。そのため、大量のヘアオイルを使ってしまうと、髪に油をこぼしたようになり、べたついた印象に仕上がってしまうのです。

付けすぎると頭皮もべたついてしまい、毛穴がふさがってしまうため注意してください。

頭皮への使用には製品選びが重要

頭皮にヘアオイルを使いすぎるとべたつき、毛穴を塞いでしまいます。乾燥した頭皮をケアするためにヘアオイルを使いたい場合、製品選びをしっかりと行わないと頭皮に逆効果をもたらすおそれがあります。

ヘアオイルは基本的に毛先を中心に使うものなので、頭皮向けのケア製品をお探しなら美容室に相談することがおすすめです。

まとめ

この記事では美容室の視点から、ヘアオイルとヘアミルクの違い、そしてヘアオイルを使う際の注意点に触れました。いずれの製品も非常に人気が高く、併用することも可能です。

ヘアオイルを使う際には、頭皮ではなく毛先を意識して使うことがおすすめです。使い方や製品選びに悩んだら、お気軽に質問してみてください。