ーヘアサロンで人気のパーマの種類とオーダー時のポイントー
2024.5.17
もしもっと柔らかなスタイルを望む場合や、髪の毛先に特別なアクセントをつけたいと思うなら、パーマが最適な選択肢です。
しかし、ヘアサロンでパーマを初めて試す際には、どのように要望を伝えればいいか迷うこともあるでしょう。
パーマは表現が難しいスタイルの一つで、その種類にも幅があります。
本記事では、ヘアサロンでのパーマの各種類と、オーダーする際のコツを紹介します。
パーマの基本形|ホットパーマとコールドパーマ
ヘアサロンで施されるパーマは主にコールドパーマとホットパーマの二つのカテゴリーに分類され、さまざまなスタイルに展開されます。
コールドパーマ
コールドパーマは、特定の薬剤とロッドを使用して髪にカールを形成する手法で、一般的に「パーマ」といえばコールドパーマのことを指すことが多いです。
髪が濡れている時にはカールが強調され、乾くとより自然な柔らかいウェーブになります。
根本からしっかりパーマをかけることができるため、ボリュームを出しやすく、空気感のあるスタイルを作りやすいです。
コールドパーマには、標準的なもののほかに「水パーマ」「コスメパーマ」「クリープパーマ」といったバリエーションがあります。
ホットパーマ
ホットパーマでは、ロッドを巻いた後にパーマ液を塗布した髪に熱を加えてカールを定着させる技術です。
コールドパーマに比べて明瞭で持続性のあるカールが得られます。
特にパーマがかかりにくい髪質の人でもしっかりとしたカールを実現可能です。
代表的なホットパーマには、電気コード付きのロッドを使用する「デジタルパーマ」や、アイロンを使ってカールをつける「アイロンパーマ」が含まれます。
初めてのパーマオーダーで失敗しないためのコツ
パーマはイメージを言葉だけで伝えるのが困難で、思っていたスタイルと異なる結果になることもしばしばあります。
初めてパーマを依頼する際に役立つアドバイスをいくつか紹介します。
カットと同時に予約を
一般的に、カットはパーマのカールを考慮して行うものです。
美容師はパーマ後のカールの形を想定しつつ髪をカットするため、最適な結果を得るにはカットとパーマを同時に行う予約をすることがおすすめです。
さまざまな美容室でカラーリングやカットを行っている人も多いですが、パーマの場合はカットと一緒に予約しましょう。
パーマをかける範囲とニュアンスの明確化
パーマをかける部分やスタイルによって、頭の形状や全体の雰囲気が大きく変わります。
全頭にパーマをかけるとボリューミーで柔らかな印象になりますが、毛先にのみパーマをかけることで動きが出て独特なニュアンスを演出できます。
また、頭部の特定の部分にボリュームを出したい場合や、特定の問題点をカバーしたい場合は、その旨を美容師に伝えることが大切です。
具体的な画像を準備
パーマは抽象的なニュアンスが多く、言葉だけでは意図を正確に伝えるのが難しいことがあります。
失敗を防ぐためには、具体的な画像を用意して美容師と共有するのが効果的です。
希望するスタイルに近い画像をインターネットで探してみたり、サロンのカタログを参考にしながら美容師の意見を聞いたりすることも有効です。
パーマのメリット
パーマのメリットは主に3つあります。
1.髪質や顔立ちに関する問題を改善できる
髪質や骨格に関連する問題はパーマによって解決できることがあります。
・頭のてっぺんが平らになってしまう
・天然のうねりが気になる
・後頭部がふくらみにくい など
さらに、前髪がきちんと横に流れずに垂れてしまう問題も、パーマで改善可能です。
2.湿気に強いスタイリングできる
湿度の高い日には髪が膨張する、または、コテで整えたスタイルも湿気ですぐに乱れるという悩みは一般的です。
コテやカーラーでのスタイリングは湿気で形が崩れやすいですが、パーマは湿気を吸収することでよりはっきりとしたカールを保ちます。
特に雨が多い時期にパーマをかけると、スタイリングが持続しやすく、扱いも簡単になることが多いです。
プールや海などの水辺でのレジャーでも髪型を保てるというのも大きな利点です。
3.シンプルに結んでもスタイリッシュになる
単純に髪を一つに結ぶだけでも、コテで軽く巻いたような見た目になります。
毎回コテで髪を巻くのは手間がかかります。パーマがかかっていると、簡単に一つ結びでもファッショナブルな印象になり、落ちた髪もスタイリッシュに見えるでしょう。
パーマのデメリット
メリットの多いパーマですが、デメリットがあるのも事実です。
1.髪へのダメージ
パーマやカラーリングには化学薬品を使用しますが、これが原因で髪にダメージが生じることがあります。
特に、使用するパーマ液が髪質に不適切な場合、ダメージが増加する可能性があるため、美容師のカウンセリングを通じて自分の髪に合った薬剤を選ぶことが重要です。
2.カラーリングとの同時施術の制限
一般的に、パーマとカラーリングは同一日に施術を行うことは推奨されません。
両処理とも化学薬品を使用するため、同時に施術すると髪への刺激が強まり、大きなダメージを受けるリスクが高まります。
ただし、コスメパーマや化粧品タイプのカラー剤など、比較的刺激の少ない製品であれば、例外として同時に施術が可能なケースもあります。
サロンによって取り扱いが異なるため、事前に確認が必要です。
パーマとカラーを両方施したい場合は、間隔を1週間程置いて、先にパーマをしてからカラーを行うのが、色持ちがよくなるためおすすめです。
カウンセリングに力を入れるヘアサロンの選択
パーマは柔らかな印象を演出するだけでなく、髪の悩みや顔の骨格を調整する効果、さらにはスタイリングを手軽にする効果も期待できます。
パーマによる失敗を避けるためには、スタイリストと希望するイメージをしっかりと共有することが重要です。
ヘアサロンを選ぶ際には、カウンセリングを入念に実施してくれるサロンを選びましょう。
東京都西多摩郡・埼玉県入間市周辺の美容室
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