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ー美容室でのリタッチカラーの適切な頻度ー

2024.4.19

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リタッチカラーとは、カラーリング後に伸びた髪の根元のみを染め直すメニューです。

伸びた部分の色ムラや白髪をカバーし、きれいな髪色を維持できます。

リタッチカラーの必要性は、根元の成長速度や元のカラーリングの種類によって異なります。

この記事では、美容室で行うリタッチカラーの推奨頻度について解説します。

 

伸びた根元のカラーリタッチの最適な頻度

通常のカラーリングでは、根元が1~2cm伸びると色の違いが目立ち始めます。

一般的に、髪の成長率は月に約1cmなので、美容室でのリタッチは1~2ヶ月ごとに行うとよいでしょう。根元の自然な髪色が目立つのを防止できます。

特にハイトーンの髪色を維持している場合や根元の目立ちを最小限に抑えたい方は、3週間に1回のリタッチが適切です。

 

白髪染めのリタッチカラーの適切な頻度

白髪染めのリタッチの間隔は、白髪の量にあわせて調整が効果的です。

白髪が全体の30%程度の場合は、1ヶ月から1ヶ月半ごとのリタッチが適切です。

白髪の割合が30%を超える場合は、1ヶ月に1回のリタッチをおすすめします。

さらに、50%以上の白髪がある方は、2週間から1ヶ月ごとにリタッチすることで、根元の白髪が目立つのを効果的に抑えられます。

 

インナーカラーのリタッチ頻度について

インナーカラーは髪の内部に施すハイトーンのカラーリングで、ヘアスタイルにダイナミックなアクセントを加えます。通常、ブリーチされた髪に色を入れるため、色落ちが起こりやすいのが特徴です。

インナーカラーを長持ちさせ、常に美しい状態を保つためには、約1カ月半ごとに美容室でのメンテナンスを行いましょう。

 

リタッチとフルカラーの組み合わせで美しい髪色を維持する方法

リタッチカラーは根元のみを染めるため、毛先まで色を均一にすることはできません。

時間が経つと毛先の色が褪色してしまい、単にリタッチを繰り返すだけでは髪全体の色味を均一に維持できなくなります。

たとえば、2回リタッチを行ったあとに1回フルカラーをすることで、髪全体のカラーリングをきれいな状態に保てます。

美しい髪色を長期間保持するためには、リタッチカラーだけでなく、定期的にフルカラーも施すことが重要です。

 

フルカラーとリタッチカラーのバランスで髪のダメージを軽減

カラーリングは髪にアルカリ性の薬剤を使用して色を明るくする、または色を入れるプロセスであり、髪にダメージを与えがちです。

髪全体を毎回フルカラーで染めると髪への負担が大きくなります。

カラーリングの褪色が少ない場合は、リタッチカラーで根元だけを染め、褪色が目立ってきたときにフルカラーを行う方法を採用してみましょう。

通常の毎回フルカラーに比べて、髪への負担が軽くなります。

具体的には、2回のリタッチカラーのあとに1回フルカラーを行うサイクルを実践できると、髪へのダメージを効果的に軽減し、健康的な髪色を維持できます。

 

ホームカラーでのリタッチカラーの可能性と注意点

ホームカラー剤を使用してのリタッチカラーは可能です。美容室に行くのが面倒だったり、コストを抑えたかったりする場合には、自宅でホームカラー剤を使って根元だけを染めるとよいでしょう。

ただし便利で自分で手軽に行える反面、いくつかのデメリットも考慮する必要があります。

 

美容室と同じ色に染めるのは難しい

特に、美容室でのカラーリングと同じ色を再現するのは難しいという点が挙げられます。

美容室ではプロの美容師が既存の髪色を基に薬剤を調合し、希望に近い色を精確に作り出しています。

一方で、ホームカラーでは市販のカラー剤から選ぶため、パッケージに表示されている色と同じ結果を得ることは難しく、実際に染めた後の色味が異なることが多々あります。色ムラが生じやすく、根元が目立ってしまうリスクも高まるでしょう。

ホームカラーでリタッチを行う場合は、色の選択に要注意です。少しでも色ムラを避けるためにも、カラー剤の選定や使用方法について事前にしっかりとリサーチする必要があります。

 

ホームカラー剤使用時の髪と頭皮へのダメージについて

ホームカラー剤を使う際は、頭皮へのダメージに注意が必要です。一般的に、ホームカラー剤は美容室で使用されるものよりも薬剤が強力であることが多く、自宅で手軽に髪を染めることが可能になっています。

しかし、その強力な薬剤の使用は、髪や頭皮に重大なダメージを与える可能性があります。

リタッチの目的は見た目を整えることですが、不適切な製品選定や使用方法によっては、かえって髪の健康を害し、ダメージを広げる原因となるでしょう。

髪と頭皮を守りつつ、美しいリタッチカラーを維持するためには、専門的な技術と適切な薬剤を提供する美容室でのカラーリングがおすすめです。

プロの手に委ねることで、安全かつ効果的に髪色を維持できます。

 

カラーの色持ちをよくするヘアケアの方法

髪の健康状態がよいと、カラーの持ちも向上します。

カラーのもちがよくなることで、リタッチの回数を増やし、フルカラーの頻度の減少につながります。

通常はリタッチを2回に対してフルカラーを1回行うスケジュールですが、よいヘアケアによってリタッチを3~4回行い、フルカラーを1回にできます。髪へのダメージを軽減し、カラーリングのコストも削減できるでしょう。

カラーの色持ちを良くするための自宅でのヘアケアは、次の見出しでご紹介するため、これらを実践し、カラーリングに興味ある方は参考にしてください。

 

頭皮に優しいシャンプーを使用する

カラーの色持ちをよくするためには、頭皮に優しいアミノ酸系シャンプーがおすすめです。

市販のシャンプーは洗浄力が強く、頭皮に必要な油分まで洗い流してしまうことがあります。

アミノ酸系シャンプーは、一般的に洗浄力が穏やかで、頭皮と髪を優しくケアします。

美容室で取り扱っている製品が多いので、担当スタイリストに相談して、自分に合った商品を見つけると良いでしょう。

 

シャンプー後はすぐに髪を乾かす

シャンプー後の髪はキューティクルが開いており、長時間放置すると水分だけでなく栄養分やカラー成分が流出しやすくなります。

カラーリングの褪色を早める一因です。

シャンプー後は速やかにドライヤーで髪を乾かすことを習慣にしましょう。カラーの持続性が向上し、髪の健康も保たれます。

 

アウトバストリートメントを活用する

流さないタイプのアウトバストリートメントは髪に潤いを与え、乾燥やダメージから保護するのに効果的です。

特に、シャンプー後の濡れた髪に適用し、その後ドライヤーで乾かすことで、トリートメントの成分が髪の内部に閉じ込めらてキューティクルが閉じます。

カラーリングの色持ちが向上し、髪のツヤと健康を維持できます。

 

リタッチカラーとフルカラーの使い分けが重要

適切にリタッチカラーとフルカラーを行うことで、髪色を美しく保ちつつダメージを抑えられます。

リタッチカラーは根元のみの施術で、定期的に行うことがおすすめです。

ただし、フルカラーの頻度は自宅での丁寧なヘアケアにより抑えられます。結果的にカラーにかかる費用も削減できるはずです。

髪の状態に応じて美容師と相談しながら、適切なカラーリング方法を選ぶのが最善です。

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