美容室には人気のメニューが多数あり、そのなかの1つに「ダブルカラー」と呼ばれるものがあります。

では、ダブルカラーとは通常のカラーと呼ばれているものと、おったおどのように異なるのでしょうか。

今回の記事では、人気メニューのダブルカラーの魅力や注意点について、詳しく紹介します。

ダブルカラーとはどのような施術内容？

美容室にはカットやパーマなどの人気施術メニューが多数あります。そのなかでも、自身で仕上げるよりも、確実にきれいな色に染まるカラーは、美容室の主力メニューの1つです。

では、今回のテーマであるダブルカラーとは、具体的にどのような施術なのでしょうか。

2つのステップで作るヘアカラー

ダブルカラーとは、2つのステップを踏まえて髪を染めるため、ダブルという名称で呼ばれています。

ダブルカラーは髪を2つの異なる色で染めるのではなく、まずは「ブリーチ」をしたうえで、明るいトーンのカラーを入れることが一般的です。

通常、多くのお客さまの髪はもともとが黒や茶系のトーンであり、今人気のピーチやブルーなどの染料が入りにくくなっています。

そこで、髪従来の色を一度ブリーチで抜いて、そのうえでしっかりと明るいトーンの色を入れることが推奨されています。

ブリーチの工程を入れることで、髪が確実に明るく染まるため、ダブルカラーは人気のあるメニューです。

通常のカラーとの違いとは

ダブルカラーとは別に、一般的なカラーメニューも美容室には用意されています。このメニューはワンカラー、もしくはただのカラーとも呼ばれています。

両者の違いは、ブリーチの有無にあります。通常のワンカラーは、髪に染料を塗り、浸透させることで行う施術です。

ブリーチによる髪への影響とは

ブリーチがあることで明るい髪色が実現できますが、ダブルカラーを美容室で依頼する際には、知っておきたい注意点もあります。

それは、ブリーチによる髪への影響を考慮する必要がある点です。

ブリーチは脱色のパワーが強く、髪を傷めてしまいがちです。近年ブリーチやカラーにも優しい製品が増加していますが、ブリーチ後は髪がデリケートな状態にあるため注意が必要です。

ダブルカラー後は、髪のメンテナンス方法を美容室側にしっかりと聞き、髪質を維持できるように努めましょう。

ダブルカラーに挑戦しよう！3つの魅力とは

美容室でも上位の人気メニューであるダブルカラーに、早速挑戦してみましょう。

では、ダブルカラーの魅力とはいったいどのようなものでしょうか。以下3つで解説します。

１．個性的なカラーが楽しめる

ダブルカラーは、個性やスタイルを自由自在に表現できる施術です。

ブリーチを行うことで、トーンが明るい髪色を自然に楽しめるようになるため、自分自身をより魅力的にアピールできます。

２．髪に深みと立体感を与える

ダブルカラーはワンカラーの製品よりも、さまざまなカラーバリエーションがあるため、髪に立体感を持たせたり、深みを与えたりできます。

発色の良いカラーも多いため、髪の質感が向上し、ボリューム感もアップします。これにより、髪が生き生きと輝いて見え、魅力的な印象を与えます。

３．肌のトーンに合わせて選べる

ダブルカラーは、肌のトーンに合わせてカスタマイズできます。肌のトーンに合ったカラーを選ぶことで、より自然で美しい外見を実現できます。

ダブルカラーはブリーチが難点と思われてきましたが、近年ではケア対策用のブリーチも登場しています。以前のブリーチよりも、個性的なカラーを楽しみつつ、ケア効果も高くなっているものです。

発色の良さにも影響は与えないため、以前はダブルカラーに苦手意識があった方も、挑戦しやすくなっています。

ヘアカラーの楽しみをもっと深めてみたいと感じたらケア効果のあるブリーチに挑戦してみてください。

ダブルカラー施術のデメリットとは

ダブルカラーの施術の際にブリーチによるダメージ以外のデメリットはあるのでしょうか。この章では知っておきたいダブルカラーの注意点を紹介します。

カラーの退色が早い

ワンカラーでもダブルカラーでも、施術後に一定の期間を過ぎると、カラーは次第に退色していきます。

自身で挑戦するよりも、美容室でのダブルカラーのほうが間違いなく長持ちなのですが、ワンカラーと比較すると、ダブルカラーは退色のスピードが速いため注意が必要です。

また、退色のスピードが早いからといって、何度もダブルカラーに挑戦していると、髪にダメージが蓄積されてしまいます。

退色が早くてもハイスピードでカラーを繰り返すことは避けましょう。

染める際には時間が必要

通常のワンカラーとは異なり、ダブルカラーの施術の場合には、染める際の工程が長くなるため時間を要します。時間が必要となるため、余裕をもって美容室にいくことがおすすめです。

美容室によって施術時間には差がありますが、一般的には約2～3時間程度を要します。ぜひリラックスできる格好で、くつろぎながら施術を受けてください。

アフターケアが必要

ブリーチを使用するダブルカラーは、できる限りダメージを抑えるためにも、アフターケアが必要です。施術後はカラー向けのシャンプーやトリートメントを使用し、髪のうるおいが失われないように注意しましょう。

ドライヤーの際にはダメージを広げないように、ヘアオイルなどを活用して髪をしっかりとコーティングすることが大切です。

ケア製品は美容室でも取り揃えているので、どのような製品を使えば良いのか、悩んだ際にはぜひアドバイスを受けてみてください。

セルフカラーはなるべく避けよう

ダブルカラーは強い薬剤を使う施術のため、できれば自宅ではなく、しっかりと経験や知識がある美容室での施術がおすすめです。

セルフカラーは安く施術が可能ですが、ムラになりやすくダメージも起きやすくなります。美容室でしっかりとケアをしながら施術をすることで美しい仕上がりになります。

まとめ

この記事では美容室における人気メニューのダブルカラーについて、詳しく解説を行いました。

美容室ではさまざまな人気メニューがありますが、ハイトーンのカラーを十分に楽しむためにはダブルカラーへの挑戦がおすすめです。

施術への疑問やご質問は、お気軽に美容室に相談してみてください。