黒染めの気になる色落ちとは|美容室で染める際の3つのポイント
2023.12.1
冠婚葬祭や就職活動、気分を変えたいと感じたときには髪を黒くするという方法が考えられます。
いわゆる「黒染め」は髪を黒くする、あるいは類した色に近付けることを意味します。
では、「色落ち」にはどのように対処するべきでしょうか。
この記事では美容室で黒染めする際に知っておきたい3つのポイントを解説します。
黒染めの色落ちとは
髪を暗い色にしたり、黒い髪色に近付けたりすることを黒染めといいます。
黒染めは、非常にポピュラーなカラー施術として知られています。
暗めのカラーは落ち着いた印象を周囲に与えるため、就職活動の際には黒染めをする、あるいはしたことがある方が多いのではないでしょうか。
黒染めは施術の難易度としても難しいものではないため、低価格帯の美容室でも積極的に展開しています。では、黒染めの「色落ち」とはどのようなものでしょうか。
色落ちとは、入れたカラーの色が抜けてしまうことを意味します。
地毛を黒く染めた場合には、色落ちしても元の色に近付くだけなのですが、もともと明るいカラーだった方が黒染めをし、色落ちするとどのような変化があるでしょうか。
施術によって変化が異なる
黒染めは黒になるようにさまざまなカラーを調合して施術を行っています。
色落ちすると、「その前に染めたカラー」が出やすくなりますが、黒染めの場合は黒い色が残りやすいという特徴があります。
一方で、暗い髪色にするカラーの施術の場合は、青や赤などの繊細なカラーも調合が多いため、色落ちの過程で青みが出たり、赤みが出たりと、色落ちの仕方にも違いがあります。
色落ちする期間とは
美容室で丁寧に黒染めを行っても、色落ちがまったく起きないわけではありません。
前回までのカラーやパーマでダメ―ジが著しかったり、地毛にすでに黒染めを行ったりしている場合は、実は色落ちが起きやすくなります。
美容室で黒染めを行い、色を長持ちさせたい場合には、事前にセルフカラーをしないほうが良いでしょう。
次回は黒くしたい、落ち着いたカラーにしたいと考えている場合は、まずはセルフで対応するのではなく美容室に任せることがおすすめです。
ヘアスプレーと黒染めの違いとは
就職活動や結婚式への参列など、さまざまな理由で一時的に髪を黒くしたいという要望もあります。
美容室では一般的に黒染めはおしゃれ染めや白髪染めで対応しますが、一時的にであってもカラーを入れると、時間の経過とともに黒い色は髪に定着していきます。
では、一時的に染める場合に使うヘアスプレーと黒染めには、どのような違いがあるでしょうか。
ヘアスプレーとは
ヘアスプレーは、一時的に髪を染めるもので、スプレーで髪に吹き付けるようにして使用します。
市販されている製品も多いですが、パーティスタイルに髪を仕上げるときに、シャイニーなデザインになるようにスプレーで美容室で仕上げることもあります。
スプレーは手軽に髪をアレンジできるため、市販でも美容室でも重宝されているアイテムです。
黒染めとの違い
そもそもヘアスプレーとは髪のスタイリングや整えるための製品で、髪に軽い保護膜を形成し、髪を一時的にアレンジするものです。
バッチリと固めたいときに、ハードなスプレーを使用している方も多いでしょう。
ヘアスプレーは簡易的な目的で髪型を保つものであり、スプレーのタイプによっては、髪に光沢を与えたり、静電気を抑えたりすることもあります。
ヘアスプレーの主な機能はスタイリングです。
一方、黒染めは髪の色を変えるための製品で、染料や色素を使用して、髪の色を明るくしたり暗くしたり、または異なる色に染めたりします。
これは化学的な処理であり、髪の毛を染めるために染料を調合し、定着させます。
ヘアスプレーは髪のスタイリングを整えるための製品であり、ヘアカラーは髪の色を変えるための製品です。どちらも髪に影響を与えますが、目的と使用方法は異なります。
気軽な髪色変更にはスプレーも選択肢になる
一時的に髪色をチェンジしたい黒染めの場合、1日で落ちてしまいますがスプレーを使うこともおすすめです。
頭皮が染まらないようにすること、地毛が傷んでいると染まりにくいことなど、注意点はありますがヘアカラーや白髪染めのように、染料を髪色に深く浸透させるものではないため、安心です。
ヘアマスカラの使用もおすすめ
美容室で黒染めをしてしまうと、ハイカラ―に戻しにくいことが心配だという場合には、ヘアマスカラを使用することもおすすめです。
わずかな白髪が気になったり、一部分だけを黒くしておしゃれを楽しみたかったりする場合は、ヘアマスカラを使用し、ヘアカラーと併用することもおすすめです。
ヘアマスカラもスプレーと同様に、気軽にドラッグストアなどで手に入ります。
黒染めを美容室で挑戦しよう!3つのポイントとは
黒染めを美容室で挑戦する前に、この章では知っておきたい3つのポイントを紹介します。
ブリーチを予定している場合は注意
一時的に黒染めをしたあとに、やっぱり明るいカラーにブリーチをしたいと考えている場合、ブリーチでは黒染めがきれいに抜けないことがあると知っておきましょう。
ムラが残りやすく、ダメージも起こりやすくなります。ブリーチをするカラーを求めている場合は、事前に美容室に相談してください。
完全に黒くしたくない場合の対処法
「黒くしたいけどもともとの地毛が茶色がかっているため自然に仕上げたい」という場合には黒染めではない選択肢もあります。いわゆる暗染めです。
暗髪ヘアーとも呼ばれており、近年若年層の間でもファッショナブルなカラーとして浸透しています。
こちらの場合は、ダークブラウンやグレーの色味がある黒など、自由に調整ができます。
自然に見せたい、黒すぎないおしゃれカラーにしたい場合も、ぜひ美容室に相談してください。
市販カラーはおすすめ?
黒染めは市販カラーでも販売されていますが、市販カラーの場合は自分で染めるためムラが起きやすくなります。
また、ダメージの部分にセルフカラーを行うと、さらに傷んでしまうこともあるため、注意が必要です。
まとめ
この記事では美容室の黒染めについて、色落ちを中心に詳しく解説しました。
色落ちは避けにくい現象ですが、美容室で適切にアドバイスを貰いながら施術することで、きれいな仕上がりを長くキープできます。
黒染めに関する疑問やお悩みは、ぜひ美容室にお気軽に尋ねてください。
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