美容室でカットやカラーをしてもらった直後は、「理想のヘアスタイル」が実現されており嬉しい気持ちになるものです。

しかし、一定期間を過ぎるとスタイルに変化が起きてしまいます。

そこで、今回の記事では美容室に通う理想の頻度について紹介します。

美容室に通う理想の頻度を知りたい！

美容室に通う理想の頻度は、現在のヘアスタイルに合わせて考えられます。

男性のヘアスタイル、ショートスタイル

男性のヘアスタイルや女性のショートスタイルなど、短めのヘアスタイルの方は、1～2ヶ月に1度程度の頻度で美容室に行ってください。

髪は1日に約0.4ミリ程度伸びるといわれており、1ヶ月で1センチ程度の変化が起きます。

ショートスタイルの場合、1センチ以上伸びると変化を実感しやすいため、こまめな頻度で通うことがおすすめです。

ボブスタイル

ショートからボブなどのヘアスタイルを維持する場合は、約2～3ヶ月に1度程度の頻度で通うことがおすすめです。

ボブから髪をさらに伸ばす場合でも、毛先のダメージを減らしたり、ヘアスタイルを整えたりするためには伸ばしっぱなしではないほうがおすすめです。

ミディアムスタイル

ミディアムからロングにかけての方は、2～3ヶ月に1度程度の頻度がおすすめです。

ボブスタイルと同様で、数ヶ月に1度の頻度のメンテナンスをすることで、ヘアスタイルが維持しやすく、ロングスタイルも目指しやすくなります。

ロングスタイル

ロングヘアは3ヶ月に1度程度の頻度で通うことがおすすめです。

ロングスタイルはお手入れが楽で、美容室にこまめに通わない方も多いですが、毛先にダメージが多いとパサついた印象になってしまいます。

ツヤのある美しいロングヘアスタイルを維持するためには、3ヶ月前後に1度は美容室に行ってください。

美容室に行く頻度はどのように考えるべき？

美容室に行く頻度について、ヘアスタイル別に紹介しました。

しかし、あくまでもヘアスタイルの維持の視点であり、カラーの維持やダメージの改善を目的とするなら、理想の頻度は異なります。

毛量の調整やヘアスタイルを維持するためには、髪の長さを問わず「2ヶ月に1度」の頻度で通うことが理想でしょう。

特にダメージが進行している場合には、1～2ヶ月に1度の頻度でトリートメントを受けることもおすすめです。

美容室ではカットによる毛先のダメージ改善と、髪全体への栄養補給ができるためトリートメントの人気が高まっています。

白髪染めはどれくらいの頻度が理想？

白髪染めをスタートしている方の場合、染めてもすぐに白髪が目立ってしまうことに悩んでいませんか。

根元が目立ってしまう白髪は、2ヶ月に1度程度の頻度で染めることがおすすめです。

しかし、2ヶ月に1度の頻度だと毛先にダメージが目立つ場合には、白髪染めのリタッチ（根元だけカラーをすること）を行うことがおすすめです。

髪を伸ばしたい場合、美容室に行く頻度はどの程度が理想なのか？

ショートからロングヘアを目指しているなど現在の髪型からロングスタイルへの移行を考えている場合、こまめな頻度で美容室に通ってしまうと、思うようなヘアスタイルが維持できないと考えるのではないでしょうか。

しかし、たとえ髪を伸ばしている場合でも、2～3ヶ月に1度程度は美容室に通うことが理想です。

美容室ではダメージケアを行っているだけではなく、髪型の微調整もカットで行っています。特にショートやボブはすぐに髪が伸びたように感じられ、髪型が崩れたような印象になります。

髪型を微調整しながら伸ばしていくことで、おしゃれな印象を維持しながらロングヘアに近付けます。

パーマスタイルの維持はどのようにするべき？

美容室に通っている方のなかには、ストレートパーマや縮毛矯正などの施術を受けている方も多いでしょう。

パーマスタイルの維持にはどの程度の頻度で通うと良いでしょうか。パーマや縮毛矯正に使う薬剤は髪を傷めるため、高頻度での施術はおすすめできません。

そのため、2～3ヶ月に1度程度のメンテナンスがおすすめです。

パーマスタイルの維持にはトリートメントもおすすめ

パーマスタイルは毛先を中心にダメージが生まれやすく、枝毛や切れ毛が起きやすくなります。

艶やかで美しい髪を維持するためには、カットだけではなくトリートメントもプラスすることがおすすめです。

パーマやカラーと同時にトリートメントをすることもでき、髪のメンテナンスとして美容室に依頼しておくことで、傷みにくく健康的な髪へと育ちます。

美容室にこまめに通いにくい場合、どうするべき？

さてここまで、美容室に行く頻度に焦点を当てて詳しく解説しましたが、実際には「このような頻度では通えない」という方も多いでしょう。

では、美容室に通えない場合にはどのような対策を行うべきでしょうか。

ダメージが起きないように工夫する

日頃から自宅でヘアケアをしっかりと行うことで、ダメージが起きにくくなり健康な髪を維持しやすくなります。

自宅ではトリートメントを使ってしっかりとケアを行い、洗髪後はドライヤーでしっかりと髪を乾かすようにしましょう。また、頭皮ケアもおすすめです。頭皮の健康状態は髪の生育に大きな影響を与えます。

特に梅雨から夏にかけては湿気が多く、頭皮に汗や皮脂が蓄積されやすくなります。

日焼けにより、頭皮がダメージを受けることも多いため、頭皮ケアにも意識を向けましょう。

また、ヘアアイロンを使って髪をセットしている場合は、正しい使い方をすることがおすすめです。誤った使い方をしていると、毛先に大きなダメージが起きやすくなります。

製品にもこだわろう

美容室にこまめに通えないときは自宅のケア製品にもこだわってみましょう。ヘアケア製品にはいろいろな種類があります。

たとえば、シャンプーやリンスはケア製品の王道です。

また、近年髪にうるおいを与えるオイルなども人気が高まっています。現在の髪質に合わせた適切な製品を使うことで、髪のダメージを抑えられます。

まとめ

この記事では、美容室に行く頻度について、ヘアスタイルを保つ視点から詳しく解説を行いました。美容室では髪に関するさまざまな悩みを改善すべく、お客さまにいろいろな施術を提案しています。

通う頻度に悩みがある場合も、気軽に問い合わせてみてください。