髪を傷んだまま放置していませんか。髪のケアを怠っていると、見た目のイメージに大きな影響を与えます。そこで、髪にツヤを与える効果がある「トリートメント」のケアがおすすめです。

美容室では髪のダメージを回復させるトリートメント施術を実施しています。この記事では「美容室と自宅用のトリートメントの違い」について紹介します。

美容室でトリートメント施術を受けるメリットとは

自宅向けにも多種多彩なトリートメントが市販されていますが、美容室でトリートメントの施術を受けるメリットとは、どのような点でしょうか。

この章では美容室でトリートメント施術を受けるメリットについて3つの視点から詳しく解説します。

施術がプロによって行われる

美容室でのトリートメントは、専門知識と経験豊富なスタイリスト（美容師）によって行われます。美容師は専門資格を持っており、毎日施術も多くこなしているため、実績も豊富です。

ダメージケアはもちろんのこと、ダメージの原因にも熟知しており、お客さまの髪や頭皮の健康について深い知識を持っています。

製品選びを任せられる

市販されているトリートメントは、年齢を重ねた方向けのものや、カラーダメージ向けのもの、ツヤをプラスするものなどいろいろな効果があるものが豊富に揃えられており、魅力的ではあるものの、自分に合った製品を選ぶことが難しいでしょう。

美容室ではお客さまの髪質にあった製品選びを行っているので、効果の実感も得られます。

メンテナンスのアドバイスを受けられる

美容室では専門性の高いトリートメントの施術はもちろんのこと、そのあとのアフターケアについてもアドバイスが受けられます。

ドライヤーでの乾かし方や、日々のお手入れ方法、市販のトリートメント選びからブラッシングまで、あらゆるアドバイスを貰えることも、美容室でトリートメントを受けるメリットでしょう。

自宅用のトリートメントのデメリット

自宅用トリートメントを使用している方は多いでしょう。日常生活に欠かせない髪へのダメージケアに、トリートメントは適しています。しかし、自宅用のトリートメントにもデメリットはあります。

頭皮に残りやすい

トリートメントは毛先を中心に施術を行うものであり、頭皮にべったりと塗るものではありません。しかし、自宅でのケアはお手入れ方法が分からないままトリートメントを使うことも多く、頭皮に残ってしまっている方がいます。

トリートメントが毛穴に残っていると、毛穴汚れの原因となってしまうため注意が必要です。

使い方のミス

トリートメントは洗い流すタイプや、洗い流さないタイプなどがあり、種類によって効果的な使用方法が異なっています。しかし、どのようなトリートメントも同じ使い方だと思っている方も多く、ヘアケアの効果が思うように実感できていない人も多いのです。

製品ごとに使い方は正しく確認しておく必要があります。

自宅用トリートメントの効果を高めるコツとは

自宅でのトリートメントにもメリットはあります。まず、自宅用トリートメントは手軽さと時間の節約が可能です。美容室への移動や待ち時間が不要なため、自分の都合に合わせていつでもトリートメントを行えます。

忙しい人や時間に制約のある人にとっては、自宅でのトリートメントは便利な選択肢でしょう。では、効果的に自宅用トリートメントの効果を高めるには、どうすれば良いでしょうか。

サロン専売品を使う

美容室では効果に優れているトリートメントを、サロン専売品として販売しています。サロン専売品は購入ができるため、自宅でも美容室並みのケアを継続できます。

サロン専売品は市販のトリートメントより費用はかかるものの、効果は抜群です。

トリートメントをしっかりと浸透させる

自宅用のトリートメントの効果を高めるためには、3つの方法を知っておくことがおすすめです。まず1つ目は、シャンプーの後に水気をしっかりと取ることです。

トリートメントの浸透を高める効果があります。2つ目は、トリートメントを髪全体に塗ることです。できればコームを使って、丁寧に浸透させてください。

なお、コームが細かすぎると絡まることがあるため、ゆとりのあるものがおすすめです。最後に3つ目はラップを使うことです、シャワーキャップでも問題はありませんが、ラップのほうが浸透率は高くなります。

このときのおすすめは、熱を与えることです。無理にドライヤーを当てるとラップが熱を持ちすぎるので危険であるため、湯船にゆったりと入り、湯気で温めることがおすすめです。

この方法は、毎日行おうとすると労力がかかるため、週に2～3回程度の頻度でチャレンジしてみてください。

ドライヤーの使い方にも注目を

美容室並みにトリートメントの仕上げを高めたい場合は、洗い流さないトリートメントも活用することがおすすめです。ドライヤーで仕上げたあとに洗い流さないトリートメントを使うことで、髪にツヤがプラスされます。

ヘアケア効果はもちろんのこと、スタイリングに使える商品もあります。

美容室のトリートメントは施術時にどのような注意点がある？

美容室のトリートメントは効果が高く、非常に人気がありますが施術時に知っておきたい注意点はあるでしょうか。

施術には時間を要する

美容室のトリートメントは自宅用のトリートメントとは異なります。シャンプーで丁寧に洗髪してから、熱を使って浸透させる時間が必要です。

そのため、1時間以上の時間を要することがあります。髪の量にも左右されますが、ゆとりをもって美容室に行くことがおすすめです。

同時にできない施術がある

トリートメントを行う際には、同時に施術できないメニューがあります。酸熱トリートメントを行う場合は、カラーの施術を同時に行うことができない場合があります。

カラーの施術後に数週間程度開けてから施術を受けることがおすすめです。そのほかの施術でも、トリートメントの持続性を高めることを目的に避ける可能性があります。

お客さまの髪の状態によって施術内容は左右されるため、注意してください。

まとめ

この記事では、美容室におけるトリートメントの施術について、自宅用トリートメントとの違いにも触れながら詳しく解説しました。また、自宅用のトリートメントの効果を高める方法にも触れました。

美容室におけるトリートメントはダメージケアに優れており、カラーやパーマによる傷みのケアに適しています。ぜひ、施術を検討してみてください。