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ーヘアオイルとは?美容室がおすすめする製品の選び方と活用法を紹介ー

2024.3.28

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美しい髪を目指すには、どのようなアイテムを日々のケアに取り入れるべきでしょうか。

 

ケア製品としてはトリートメントがよく知られていますが、ヘアオイルも効果的です。

本記事では、美容師の視点から、ヘアオイルの適切な使い方と選び方をご紹介します。

 

 

ヘアオイルの概要

美しい髪を維持するために、市場にはさまざまなヘアケアアイテムが溢れています。

多くの人がこれらの製品を髪のケアに取り入れているでしょう。

特に、頻繁にヘアカラーやパーマを施している方は、髪がダメージを受けている場合があります。

 

ヘアオイルも、髪のダメージの予防や補修のために用いられている製品のひとつ。

では、ヘアオイルとは、どのようなものなのでしょうか。

次から詳しく見てみましょう。

 

 

ヘアオイルの役割

ヘアオイルとは、油性の膜を髪に施すことで保護する製品です。

良く似た製品にヘアクリームよりも、濃厚で滑らかに仕上げられることが特徴で、オイル成分により、乾燥してキシむ髪も柔らかく仕上げられます。

 

就寝前に塗るれば、就寝中の寝返りなどによる髪の摩擦や、ブラッシングで起きるダメージからも保護してくれるでしょう。

 

また、ヘアスタイルを整えるのにもヘアオイルは有効です。

日本では昔からヘアオイルを愛用する文化が根付いており、たとえば、相撲の力士の髪型・髷は、植物性の油が使われていました。

 

トリートメントとヘアオイルの違い

多くの方は、ヘアケアと聞くと、まずトリートメントを思い浮かべるかもしれません。

トリートメントは通常、シャンプー後などに塗布し、洗い流すタイプが主流です。

 

一方で、ヘアオイルは主に洗髪後の髪に適用される製品であり、バスタイム中に使って流すタイプのものではありません。

また、良い香りのヘアオイルも多く存在し、スタイリング剤として使うことも可能です。

 

 

 

美容室がおすすめするヘアオイルの選び方

ヘアオイルの種類は非常に豊富で、自然由来の椿オイルやアプリコットオイルのほか、鉱物油ベースのものにさまざまな有効成分を加えたものなど、多種多様です。

さまざまな種類があるなかで、自分に合った製品を見つけ出すためには、どのような点をを参考に選ぶとよいのでしょうか。

 

この章では、美容室の視点からヘアオイルの選び方を具体的にご説明します。

 

 

髪質と状態に合ったヘアオイルを選ぶ

人の顔立ちが一人一人違うように、髪質も個々に異なります。

また、カラーリングやパーマなどを施している方は、傷んでいる可能性があります。

ヘアオイルにも特性があり、髪質や状態によって適したヘアオイルが異なります。

 

そのため、自分に合ったヘアオイルを選ぶために、自分の髪質と状態を把握することから始めるのが良いでしょう。

 

たとえば、

 

・乾燥している

・うねりがある

・ボリュームが少ない

・ダメージが進行している

 

…などのように、現在の髪の状態を正確に理解することで、ぴったりのヘアオイルを見つけられます。

 

深いダメージの補修が必要な場合、ダメージ修復向けのヘアオイルを使うと良いでしょう。

また、ダメージが見られず、日常的なケアに少し特別感を加えたいときは、好みの香りのヘアオイルを選ぶのもおすすめです。

 

自分で髪質を判断するのが難しい時は、美容室で髪の特徴を尋ねてみると良いでしょう。

日々さまざまなお客さまの髪に触れている美容師であれば、髪質と状態、そして適したヘアオイルやケア方法を教えてくれるでしょう。

 

ヘアオイルに含まれている成分で選ぶ

ヘアオイルを成分で選ぶのも手です。

しかしそのためには、成分の効果を把握しておくことが大切です。

 

ヘアオイルに用いられている成分の効果は、以下のようなものが挙げられます。

 

・椿オイル:高い浸透力と保湿効果が期待できる。髪を紫外線から守る働きもする

 

・アプリコットオイル:傷んだキューティクルを修復する効果が期待できる

 

・アルガンオイル:浸透率が高く、髪にツヤを出せる

 

・米ヌカエキス:髪をやわらかくしっとりさせる

 

 

ヘアオイルの効果的な使い方

ヘアオイルを使う最適な方法について、どのように使えばその効果を最大限に引き出せるのでしょうか。

次からは、美容室がおすすめする使い方を具体的に解説します。

 

洗髪後に使う

ヘアオイルを最も効果的に使うタイミングは、洗髪後です。

シャンプーとコンディショナーで髪を清潔にした後、ドライヤーで乾かす前にタオルで水気を取り除きます。

 

タオルでの水気取りの後、ドライヤーを使用する前にヘアオイルを髪になじませましょう。

根元から毛先へと、毛先にかけて軽くなじませることがポイントです。

ここでは、髪を強く擦り込むとキューティクルを傷つける可能性があるため、やさしく押し込むようにしてください。

 

その後、通常どおりドライヤーで髪を乾かします。

適切にタオルドライを行わずにヘアオイルを使用すると、オイルの浸透が悪くなるので注意が必要です。

 

水とオイルはなじみにくいため、水分をしっかり拭き取った後にオイルを塗布することが重要です。

 

スタイリング時の保護に使う

毎日のスタイリングでドライヤーやヘアアイロンを使用しているなら、スタイリング前にヘアオイルを使用すると、ダメージを軽減してくれます。

 

ヘアオイルが髪を保護し、熱による髪のダメージを防いでくれるうえ、しっとりとまとまります。

香りのあるヘアオイルなら、周囲に好印象を与えられるでしょう。

 

適切なヘアオイルの使用頻度

ヘアオイルはその保湿性が高く、安全に利用できるため、日常のヘアケアに積極的に取り入れることをおすすめします。

 

製品や髪の状態にもよりますが、以下のように1日2〜3回使用すると良いでしょう。

 

1.朝のスタイジング時

2.夜の洗髪後

3.日中に髪の乾燥を感じたとき

 

ただし、使いすぎは禁物です。

髪がベタついてしまい、一度そうなるとシャンプーで洗わない限り落ちません。

 

まとめ

本記事では、ヘアケアの必需品とされるヘアオイルについて、美容室のスタッフから見た選定方法や使用法について解説しました。

 

市場にはさまざまなヘアオイルが溢れており、どれを選べばよいか迷ってしまうことも。

そんなときは、遠慮なく美容室へ相談してみてくださいね。

スタイリストが、一人ひとりに最適なヘアオイルを提案してくれるでしょう。

 

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