ー美容室で縮毛矯正を受ける前に知っておきたい基礎知識|メリットとデメリットー
2024.3.22
縮毛矯正とは、くせ毛やうねりのある髪をストレートヘアにする技術のことです。
多くのメリットがありますが、髪への負担が大きいことも事実。
そこで、美容室で縮毛矯正を受ける前に知っておきたいメリットとデメリットをまとめました。
縮毛矯正とは
縮毛矯正とは薬剤を塗布し、アイロンなどの熱を加えることによって、髪を直毛にすること。
縮毛矯正を施せば、半永久的にストレートヘアをキープできるため、頑固なくせ毛にお悩みの方に人気のメニューです。
縮毛矯正のメリット6つ
縮毛矯正にはどのようなメリットがあるのでしょうか。
次から詳しく見てみましょう。
1.強いくせ毛でもストレートヘアが楽しめる
縮毛矯正のメリットは、なんといってもどんなに強いくせ毛でも、サラサラのストレートヘアにできることです。
美容室でストレートパーマをかけても真っ直ぐにならなかった髪でも、直毛にすることが可能です。
2.髪のボリュームを抑えられる
縮毛矯正でストレートヘアにすると、髪全体がボリュームダウンします。
くせ毛で髪が広がってまとまらないという悩みをお持ちの方は、縮毛矯正を受けてみてはいかがでしょうか。
髪が広がることで大きく見えていた顔を小さく見せる、小顔効果も期待できます。
3.ツヤツヤの髪になる
縮毛矯正を施すと、髪の表面にあるキューティクルが整い光を反射させるため、髪が艶やかになります。
自然なツヤのある髪を手に入れられるでしょう。
なお、縮毛矯正を受けたのに髪にツヤが出ないという場合は、髪のねじれが取れていない可能性があります。
そうならないためには、縮毛矯正の経験が豊富な美容師に依頼するか、縮毛矯正専門の美容室で施術を受けると良いでしょう。
4.ヘアセットの時間を短縮できる
美容室で縮毛矯正を施すと、髪を乾かしただけでサラサラのストレートになります。
よって、ヘアアイロンで髪を伸ばしたり、ブローをしたりしてセットする必要がありません。
朝のスタイリングの時間を大幅に短縮できるでしょう。
5.湿度が高くても髪がまとまる
梅雨時など湿度が高いときには、髪が広がったりうねったりしてまとまらず困ってしまうという方は多いのではないしょうか。
一方、美容室で縮毛矯正を施した髪は、湿度が高いときでも髪が広がることなくまとまりやすい状態をキープしてくれます。
髪のスタイリングに時間をかけずに済むでしょう。
6.日常のスタイリングによるダメージを抑えられる
くせ毛でお悩みの方は、毎日のようにヘアアイロンなどで髪を真っ直ぐにするなどしてスタイリングしているのではないでしょうか。
そのような方は、毎日ヘアアイロンを使用するよりも美容室で縮毛矯正をかけた方が、髪へのダメージが少なくて済みます。
髪の状態によっては、縮毛矯正を控えた方が良いケースもありますが、日常的にヘアアイロンでスタイリングをしている方は、美容室で縮毛矯正を検討してみると良いでしょう。
縮毛矯正のデメリット
メリットの多い縮毛矯正ですが、デメリットもあります。
どのようなデメリットがあるか見たうえで、美容室で縮毛矯正をかけるか検討するのがおすすめです。
次からは、縮毛矯正のデメリットを紹介します。
1.失敗するケースがある
カットやパーマ、カラーなど美容室のどのメニューでもいえることですが、縮毛矯正が失敗してしまう場合があります。
失敗の原因は、
・スタイリストが薬剤選びを間違えた
・髪のダメージが大きく髪の毛のタンパク質が破壊されてしまった
・施術中に熱を与えすぎて髪の水分が抜けてしまった
…などが挙げられます。
失敗すると、極端にボリュームダウンする、または縮みきったチリチリの髪になってしまうことも。
2.定期的に縮毛矯正をかける必要がある
縮毛矯正を施したからといって、生えてくる髪までストレートになるわけではありません。
伸びてきたところは、くせやうねりがある状態で生えてきます。
よって、髪が伸びてきたら再び美容室で縮毛矯正をかける必要があります。
3.時間とコストがかかる
縮毛矯正は美容室のなかでも、特に施術時間と費用がかかるメニューです。
髪質や髪の長さにもよりますが、一般的には施術時間は3、4時間ほどで、料金は15,000円から20,000円が相場です。
4.髪へ負担がかかる
縮毛矯正は、髪本来の姿を薬剤と熱で強制的にストレートにするものです。
よって、髪には大きな負担がかかります。
縮毛強制を続けていくと、髪が傷んでしまうためトリートメントなどのケアが欠かせません。
5.パーマがかかりにくくなる
縮毛矯正をかけた髪は、パーマがかかりにくい状態です。
強いパーマをかけても、緩やかなウェーブしか得られない可能性があります。
「ストレートヘアも、パーマヘアも楽しみたい」という方には、縮毛矯正はおすすめできません。
また、縮毛矯正を施した髪にパーマをかけると、髪に大きなダメージを与えるリスクがあります。
パーマをかけたいときには、縮毛矯正をかけた美容室のスタイリストと相談したうえで、検討しましょう。
6.染まりにくくなる
縮毛矯正によってダメージを受けた髪にカラーリングをしても、きれいに染まらないというケースはめずらしくありません。
これは、縮毛矯正剤に含まれているコーティング剤が原因です。
髪表面がコーティングされた状態のため、カラー剤を弾いてしまうのです。
よって、カラーをしたい場合は縮毛矯正をかけた同じ美容室で施術してもらい、どのタイミングでカラーリングをするか計画を立ててもらいましょう。
7.ヘアアイロンで髪を巻きにくくなる
縮毛矯正をかけた髪をヘアアイロンで巻こうとしても、うまく巻けないという声はよく耳にします。
これは、縮毛矯正によって髪に負担がかかり、ハリやコシが失われていることが原因です。
また、縮毛矯正を強くかけすぎた場合もうまくカールが作れず、巻けたとしてもすぐに落ちてしまうでしょう。
まとめ
縮毛矯正はどのような髪でもストレートヘアを実現できますが、髪へのダメージが大きくデメリットもあります。
できるだけ髪への負担を減らすには、前述したように経験豊富なスタイリストにおまかせするか、縮毛矯正を得意とする美容室を選ぶことが大切です。
美容室選びを慎重に行えば、最小限のダメージで美しいストレートヘアを手に入れられるでしょう。
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